皆さん こんにちは😀。 ささ、本日も前回の続きです。
セルフカラーの弱点といえば・・・・
「塗りやすい所だけ塗ってしまう」 これに尽きるでしょう・・・・ 画像の赤い所・・特に自分で鏡で見える範囲・・・ (後ろは確認しにくいけど)
①フェイスライン ~
②サイド ~ バックの表面
この辺りは自分でも塗りやすく、
でも危険が潜んでいますヨ!!
①は顔の生え際、染めて10日後くらいから
チラホラ・・・
しっかりと染まっていてほしい部分、
ついつい沢山 塗布量を多くのせてしまいがち。
②は手の届く範囲になりますが、
面積も広いので「えいっ」と、
ついでに薬剤が付いてしまます。
特に泡タイプのカラー。
泡を揉み込むので、根元と毛先の塗り分けは難しいですよね。
1剤・2剤混合タイプは後ろが塗布しにくい(毛髪の中のほう)ので もともと染まっていた毛先が暗く染め上がり、 よく見ると中もムラ、なんて事もあります。 根元だけ染めたいのに毛先まで付いてしまう・・・ そんな経験ありませんか? 原因の多くは 元々カラーリングしてる既存部分 (キューティクルが開きやすい)に薬が付いて、 ムラムラやキンキンな現象が起きています。 毎回、毛先まで付いてしまうと・・・髪の毛はダメージに。 これはおしゃれ染めは脱色作用が強く、白髪染めは色素量が多い ために起こります。
くり返すと良くないのは、こういった理由です。
ムラの度合いにもよりますが、美容院でムラを直したくても 一度で直らない事もあります。
テレビCMの「生え際はたっぷりのせて・・・」と コメントしてますが、あれ 間違いです。
たっぷり塗布したからといって、良く染まりません。 髪質(太い・硬い・はじきやすい等)や選んだ明るさ・色味 などで染まり方は変化します。 人気のカラートリートメントも、誤解されがちアイテムです。 通常のカラーのように染まりません。 薄っすく髪の表面に色がつくトリートメントです。 たかが髪の毛、されど髪の毛・・・・・ 特に表面はスタイルを作る時、とても大事です。 見栄えとしても、ジャリっとダメージしていたら 乾燥しやすく、収まりが悪くなったり、 パーマもきれいなカールが できません。 艶も失います。 なにより傷んでみえては残念です。 美容院で行うセルフカラーとの違いは やはり、
*根元(リタッチ)と中間~毛先の既染部分の 塗り分けができる
*根元と毛先で薬剤のパワーを使い分けできる(リフト力の加減・軽減)
*ハケ塗りの際、摩擦の加減ができる
*シャンプーをしっかり、流しもしっかりする *アルカリ除去・炭酸泉の使用で髪を等電点(弱酸性に近く)にもどす
なにげなく行っていますが、とても大切です。
美容院で染めたから ダメージが治る、わけではありませんが、 塗り分けや薬剤除去、カットでダメージ部分を切る等、 状態の改善につながると思います。
そういう点がセルフカラーとお店との価格差ではないでしょうか。
傷んでしまった、と感じた時は無理に全体染めをせず、 リタッチとカットで様子をみる、アイロンやコテを控える、 保湿剤を使ってみる、など髪を休ませてケアするのも大事です。
白髪が気になる場合は、マスカラタイプの白髪隠しで フェイスラインや分け目をカバーするなど、 (洗えば落ちるので負担が少ない)工夫するのも有効です。
話が長くなり、ざっくりですが セルフカラーと美容院染めの違いをまとめてみました。 次回は髪の傷みについて書きます。 んじゃ、チャオ
読んでいただき ありがとうございました。